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2008年12月16日 (火)

主を偲んで・・・

実家に居るボクサーの廉とマルク、
共に父が大好きでした。
特別な繋がりがあったわけではありません。
でも家族の中で誰が一番偉いのか、
それを感じていたのでしょう。
廉はもちろん、マルクも父と外出すると
父の傍をぴったりとついて歩きました。
我が家に来てくれた時も、
帰り際は必ず外の道まで出て、
父の姿が見えなくなるまで見送っていました。
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(今年の3月28日、奈良・氷室神社の枝垂桜にて)
たまに、父と奈良公園を散歩したり、
公園近くのギャラリーに奈良の作家さんの作品展などを
一緒に見に行きました。
父は、おっとりと歩くマルクを
「ええ子や。」「ええ子や。」と頭を撫でながら褒めてくれましたっけ。
マルクも嬉しそうだったなぁ。
もっともっと時間を作って 一緒に出かければよかった。

でも、父は本当は動物が嫌いな人でした。
最初に実家で飼った黒ラブは、絶対家の中で飼うことを許してくれず、
私たちは泣く泣く 昼は外、夜は玄関という飼い方にしました。

そんな父だったので、私たちがドイツから帰国して
暫く実家に世話になっている時も、
検疫を済ませて出てきたマルクを、家の中に入れてくれませんでした。
自分の家に住めるようになるまでの2ヶ月ほど
マルクは玄関生活をしていました。

母が廉を迎えたいと言い出した時も、「外飼いなら許す。」とだけ。
家の中で飼いたい母と、これが元で大きな夫婦喧嘩になってましたcoldsweats01
怒った母がドサクサにまぎれて、
マルクを家の中に入れちゃったりしました。

でもその時、マルクが父や母の雰囲気を察知して
家の中でその身を小さくしていたのが幸いしたのかな?
「あ、そんなにガサゴソしないのね?」と思ったのでしょうか、
それとも根負けしたのでしょうか、
父は 廉を家の中で飼うことを許したのです。

こうして廉は実家の子になり、
いつもリビングの決まった場所に座っている父の横に
くっついて過ごす子になりました。

父が居なくなってしまったら、廉はくっつく存在がなくなり
どうしてよいかわからない様子で
ソファの上で小さく丸まっています。


そんな廉を励ましたくて、一緒に散歩に出ました。
「主を偲んで走ろう会」です。


13日の通夜・14日の葬儀と、目が回るほど忙しい日が続き
廉とマルクは合間を縫ってのご近所散歩ばかりだったので
この日は大喜びで走り回ってました。
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元気いっぱい走るふたりを見ていたら、こちらも元気をもらえました。

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