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2010年10月19日 (火)

決断

10月16日、とうとう決めました。
先生と1時間以上話し合って、
あらゆる可能性をひとつひとつ検討して、
そして 決めました。

強心剤を強いものに、そしてもうそれ以上のものが無い
私が常々「最終兵器」と呼んでいるものに替えることにしました。

それが効かなくなった時は それ以上の対処ができなくなる。

崖っぷちに立ったような気分ですが、
でも、今のマルクには一番身体にやさしい対処なのです。

Img_1013tnp

以下、少々長くなります。

マルクの症状について詳しく書いても、病気と縁のない方々には
ぐだぐだと長ったらしい文章であります。どうぞスルーしてくださいね。

ここに記すのは、これがマルクと私の記録だからです。
そして、もし同じような病気で不安になっている飼い主さんが
このブログに寄ってくださった時、僅かでも参考になれば・・・という気持ちで
書いています。

* * * * * * * *

土曜日、腹水の詳細な検査結果を聞きました。
明らかな腫瘍細胞は見つからないものの
怪しげなものはあったそうです。
なのでエコーをかけました。脾臓・肝臓・そして心臓の様子をみました。

本来ならば、エコーは犬を仰向けにしてかけるのが
一番正確に状態を把握できるのだそうです。
でも、マルクの心臓は肥大しているため、
仰向けにすると肺を圧迫し 大変苦しむだろうと言われました。
確かに、部屋や公園の芝生で仰向けゴロゴロをすると
それだけで激しい咳がでます。
なので、立った姿勢で下からのエコーをかけました。
これでは胸の深いところまでは当然届かず、脾臓を見れたのは全体の五分の一程度。
それでも、見える範囲の脾臓・肝臓には怪しい影は見えませんでした。

続いて心臓のチェック。
7月末のエコーでは心臓収縮率が7.5%ありましたが
10月16日は5.2%まで落ちていました。(参考まで、健常な犬は40%だそうです)
収縮の様子も、部位によっては殆ど動いていない場所もあり、
ねじれるような動きをしていました。
弁が心臓の拡張によって閉じにくくなっているため、内部で血液の逆流も
かなり起きています。

この状態からして、腹水は血流の悪さが引き起こしているものと判断されました。


では、腹水をどうするか。

残念ながら、水曜日から増量している利尿剤で抜くことはできませんでした。
でも、これ以上溜まることは防げた模様です。(体重は600g減でした。)

そんな状態の中、考えられる対処は3つ。
①このまま増量した利尿剤投与を続ける(現状維持)
②さらに強い効果の利尿剤を投与する。(腹水を減らす)
③強心剤を強いものに替える。(収縮率を上げて、血流をよくしてあげる)

しかし、
①ではいずれ腎臓に負担がかかり、傷めてしまう。
②では薬の効果が強いときに 血圧低下が懸念され、ふらつきなどが生じて
運動が困難になる場合がある。どちらもマルクの身体には優しくない。
そうなると③しか残っていません。
崖っぷちは怖いけど、収縮率が上がれば腹水を根本から改善できるし、
うまく効果が出れば利尿剤も切ることができる。=腎臓にやさしい。
現在、少し長く歩くと後足の血行が悪くなり 引きずりはじめ、
ついには座り込んでしまうようなことも軽減されるはず。
もう これしかない。今が決断するタイミングだと思いました。

ドクターも「決めた!」と言ってくださった。

現在手元に持っている従来の薬との兼ね合いで
明日20日から少しずつ強心剤の切り替えを始めます。

これ以上の対処がないと 漠然とした恐怖感を抱くものの、
この薬で長く命を保っている子も多いと聞きました。
だから悲観的にはなっていません。
効果が出て マルクがこれからの季節のお散歩を楽しめるようになれば
HAPPYなことと言えます。

薬の切り替え時期の判断を誤り 引き延ばしすぎると、
効果が出せずに亡くなってしまうケースもあるようなので
今回の決断には十分に納得をしています。

Img_0963tnp

マルク、いよいよ次のステージが始まったよ。
でも、今までと変わらずに過ごせるよう、私はキミを一生懸命支えるよ。
いっぱい遊ぼうね。楽しもうね。

しかし、5.2%しか心臓が動かないのに
マルクは今日も公園でリードを咥えて引っ張りっこを挑んできた。
応えてあげたら、本当に嬉しそうにグイグイ引っ張っていた。
すごいなぁ。本当にすごい。今を生きる!私も見習おう。

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マルクの健康」カテゴリの記事

コメント

マルクを想うママの決断が今のマルクには
最善の方向だと思います
そしてホラ!僕はこんなにママといることが幸せ!
って全身で表現しているマルクが涙でるくらい
愛おしいですね
またいつかのんびりお散歩に
お付き合いさせてくださいませ

投稿: シリウスママ | 2010年10月20日 (水) 07時08分

私のパブロ12歳も突然腹水がたまり心臓肥大、肝臓硬くなってるのが見つかりそれから戦っています。薬は6種類、今日は二度目の腹水除去前回は二週間前でした。食欲もなく毎日粉末流動食を注射器で流してます。歩いたり吠えたり見た目元気に見えます。

投稿: ぱに- | 2010年10月20日 (水) 18時25分

マルク凄いよ!マルクままも凄いよ!
コレからの時期のお散歩を楽しんでね!
そして・・・花見をするよー!!^^

投稿: いくりん | 2010年10月20日 (水) 19時39分

久しぶりに訪問をしたら、マルク君大変な状況?
写真を見る限り、げんきそうですが・・・
ままの決断でこのまま元気なマルク君の顔が見れますように
お祈りします。
うちのたろうも元気ですが、お腹は相変わらずで少しやせました。
病院の先生もまだ大丈夫とかgood
食べる気は十分なのに、食べさせられない。

投稿: tarowan | 2010年10月20日 (水) 20時22分

お久しぶりです。
芦屋以来です・・・
ブログ、過去のものも含め読ませて頂きました。
少し時間がかかったのですが今度こうやってコメントを書かせていただくときはマルクくんのことを少しでも知っておこうと思いました。
うまく言えませんがママさんの決断はマルクくんにとっては絶対に良い方法だと思います。

またこうやってこのブログにコメント
させて下さい。
そして、リンクさせてもらってもいいですか?
これからもよろしくお願いします。

投稿: カイママ | 2010年10月20日 (水) 22時26分

マルクの病気を初めて知った時、「しぶとく生きろ!」って思った。
今もまた、さらにしぶとく生きろ!って思ってます。
すぐにへにゃへにゃと弱気になってしまう私のお手本であるマルクとマルクまま、すごいです。
とにかくこの一日を元気よく、だよね。
それが長い未来に続くのだ、と自分にも言い聞かせてます。

投稿: ナオぼん | 2010年10月21日 (木) 00時39分

「どうしましょう」「飼い主さんが決めてください」と言われるよりも
「決めた!」と言ってくださった先生の言葉が
私は何よりも心強いと感じました。

マルクくんのことを誰よりも考え、誰よりも近くで見ている
マルクままの今の決断は、きっと良い方向に向かうのだと
読んでいて信じることができました。
自分ではどうしたいとかどうしてほしいと言えない犬たち。
治療方法の決断も私たちには大変なことですよね。
ひとつひとつの決断が、良い結果につながり
マルクくんの状態が改善されますように・・・☆

また元気に走り回り遊ぶマルクくんを間近で見て
「かしこ~い!かっこい~♪」と感心したいです(笑)
元気になろうね♪マルクくん♪

投稿: ユーコ | 2010年10月21日 (木) 11時29分

マルクちゃんのこと知って保護犬オモチャ好きなネオのこと思い出しました。ネオは生まれつき心臓が奇形でエプスタイン型 腹水が溜まると顔も腫れぼったくなり利尿剤飲ませてました。農大で大手術したけど残念ながら逝きました。ネオの笑顔が今でも心に残っています。マルクちゃん良い方へと祈っています。

投稿: こむぎ | 2010年10月21日 (木) 12時37分

☆シリウスママ~、
レスが遅れてごめんなさい。
>マルクを想うママの決断が今のマルクには
>最善の方向だと思います
ありがとう。ずっと決断のタイミングを計っていたのだけど
なかなか思い切れなかった。
機というのは こんな風にポンと思い切れるようにやってくるのだなぁと思いました。
なかなか一緒に遊びにいけないのが残念ですが
マルクの身体が少し楽になってきたら
またお付き合いしてくださいね。

投稿: マルクまま | 2010年10月22日 (金) 23時13分

☆ぱにーさん、

コメントありがとうございます。
レスが遅くなり失礼をしました。
パブロくんも心臓疾患なのでしょうか。
食欲が無いのが辛いですね。
食べないと6種類ものお薬を与えるのも大変でしょう。
でも見た目に元気そうに見えるのは
ぱにーさんにとって少し安心出来ることですね。
パブロくんも上手く病気と付き合いながら
穏やかな日々を重ねられますように。
ぱにーさん、お互い頑張りましょう。

投稿: マルクまま | 2010年10月22日 (金) 23時19分

☆いくりんさん、

レスが遅れてごめんなさい。
マルクは凄いけど、私は凄くないです。
いつもドキドキおたおたしています。
でもマルクの全ては私に委ねられているから
やむなく踏ん張っている状態です。
薬がうまく作用して、今までよりももうちょっと体力が戻ってくれることに期待しています。。
花見までに足腰鍛えなおさなきゃね、
マルクも、私も(笑)

投稿: マルクまま | 2010年10月22日 (金) 23時23分

☆tarowanさん、

こんばんは。レスがおそくなり失礼しました。
マルク、今までの強心剤ではコントロールが難しくなってしまいました。
病気はやはり進行を止めてくれないのだと
改めて思い知らされました。
でも身体がきつい割りに、マルクの心はいつもと変わらないようです。
外に出れば楽しそう。
だからこんな元気そうな表情を見ることが出来ます。

たろうくんも少し痩せましたか。
でも食べる気持ちがあるのは大切なことです。
徐々に回復してくれることを祈っています。

投稿: マルクまま | 2010年10月22日 (金) 23時27分

☆カイママさん、

ご無沙汰しております。
コメントありがとうございます。
なっがーーーいブログを読んでくださったのですか?ありがとうございます。

>うまく言えませんがママさんの決断はマルクくんにとっては絶対に良い方法だと思います。
そう言ってくださって嬉しいです。
かなり悩みましたが、もうコレしか選べないところまで病気が進んでしまいました。
病気を知った時からこの日が来ることは覚悟していましたから
また次のステップでの生活を楽しみたいと思います。
またお目にかかれますように。そしてまたお時間が許せばブログをのぞきに来てください。
リンク有難うございます。こちらこそよろしくお願いいたします。


投稿: マルクまま | 2010年10月22日 (金) 23時32分

☆ナオぼんさん、

はい、しぶとく生きてもらいます。
この気持ちに応えて、最初の強心剤で9ヶ月も頑張ってくれました。
獣医師曰く、これはなかなかの踏ん張りのようです。
次の強心剤でも頑張ってもらおうっと。
で、マルクはすごいけど、私はすごくないです。
すぐに強がってしまう長女気質の影で
本当はびびりまくってます。coldsweats01
若葉ちゃん、良性でよかった。
まだまだ元気のよい日々が続くよ~。
大丈夫scissors

投稿: マルクまま | 2010年10月22日 (金) 23時36分

☆ユーコさん、

う~ん、今まではね 獣医師も決めかねていた感じでした。
私が「薬の切り替えはいつ頃と思えばいいですか?」と尋ねた時、
「いつでも。」と答えられたこともあります。
(その判断は 私に委ねられてますかぁ?)ってポカーンとしました。(笑)
でも機は熟すのだと、今回感じました。
先生も私も「今だ!」って気持ちになったのですもの。

薬が上手く効いて、また今までのようなハツラツとしたマルクが戻るといいなぁ。
ケリーくんとまた一緒に遊べるよう
私も頑張ってサポートしようと思います。

投稿: マルクまま | 2010年10月22日 (金) 23時42分

☆こむぎさん、

ネオくんのこと、私も調べて読ませていただきました。
そんな大変な病気を抱えながら、とっても明るい表情をしたネオくん。
残念ながら逝ってしまったけど、皆さんの優しさに触れて幸せな気持ちで旅立ったでしょう。
マルクの病気も治ることが望めないものですが、
こむぎさんの祈りの力に支えられながら、マルクが笑って日々を過ごせるようにしっかりサポートします!ありがとうございます。

投稿: マルクまま | 2010年10月22日 (金) 23時47分

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