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2010年12月 2日 (木)

もうすぐ三回忌

2年前の12月11日、父が逝きました。

今でも父のことを思うと、涙が湧き出てきます。
会えるものならもう一度会いたい人 No.1です。

でも、いつも私たちを見守ってくれているのは感じます。

去年の一周忌法要は、不覚にも頭痛で倒れ欠席した私。
今回はぜったい元気に出席するのだ!

ところで、私の父の趣味は 大工道具集めでした。
多様で大量の大工道具。
鉋や鑿、小刀などの刃物類は、手入れをしないと錆びてしまいます。
父以外の家族は全く扱えないので
そのコレクションを とある博物館に預けることになりました。
この分野のコレクションが充実している館なので、管理もしていただけるため
我が家に置いておくより、道具類も幸せです。

預けるその日が近づいてきているので、少しずつチェックを始めています。

今日はその中から 「砥石」をピックアップ。

Img_20101202yutacolle_11
↑これでもまだ一部。
こんなにあって、何をどれだけ砥いでいたのでしょうか(笑)

父と親しくしてくださっていた 奈良の工芸師の方が来てくださり
砥石を見ながら色々教えてくださいました。

粗砥・中砥・仕上げ砥の区分に始まり、砥ぎについてお話くださいました。

Img_20101202yutacolle_1_3
ひとつひとつの石に、麻糸を巻いて漆を塗ってあります。
これは天然石の側面のクラックから水が入り爆ぜてしまうのを防ぐためだとか。
入手した経緯も、手作りの台の裏に記してありました。Img_20101202yutacolle_17

正直、家の包丁を研いでくれる便利な父と砥石、ぐらいにしか思っていなかった私。
でも、ひとつひとつにこんなに愛情込めていたなんて 知らなかった。

父が自分の道具を写真に撮り、アルバムに納めているのも発見しました。Img_20101202yutacolle_4
槍鉋。東大寺や薬師寺の建立に使われていた、古式の鉋だそうです。
そういえば、平城宮跡に復元された大極殿の建立でも使われていました。

Img_20101202yutacolle_3
鑿。こんなにあるのに、錆ひとつ浮かせず管理していたのですから
我が父ながら尊敬します。 納めるケースも手作り。

Img_20101202yutacolle_5
のこぎり。 色々あるけど、なにを切るのでしょう?

Img_20101202yutacolle_7

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これは、鉋の刃を簡単に安定して砥ぐための道具。
父が考え、作ったものだそうです。 
道具を上手く使うための研究も 楽しみのひとつだったようです。
こんな道具が色々出てきたのだけど、私にはさっぱり使い道がわからない。
工芸師さんが説明してくださって初めて、「あぁ、そうなんですか。」って。
父が生きている時に質問したら、嬉しそうに話して聞かせてくれただろうか・・・。

でも私が一番父に教わりたかった、包丁の研ぎ方。
先生交代ですが、やっと教わることができそうです。来年の挑戦のひとつです!

~パパ、見ててね。~

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